チェロで感情を表する

私の趣味の一つはチェロを弾くことで、何時かトリオを組みたいと思っています。今、インターネットには音楽や楽器を弾く技術について、多くの情報が載っています。十数年前私はヤノス・スターカーの「マスター・クラス」に参加し、当時入場料は5千円ほどでした。でも今は、オンラインで名演奏家の「マスター・クラス」は無料で参加出来ます。

チェロは表現豊かな楽器ですので、多くの面で演奏者は挑戦を受けています。音のピッチや弓の動き、そしてまた絵のような暗を全て同時に考えなければなりません。先日インターネットで無料のマスター・クラスを見つけました。そこに参加していた中国人の生徒の英語力は不足していたため、先生の言っていることが分からなかったようで、残念でした。恐らく彼女は裕福な家で育ち、深い悲しみを知らないでしょう。チェリストのパブロ・カザルスは第二次世界大戦やスペインの独立運動などを経験し、バッハも刑務所に入られた経験があり、20人の子供のうちに、11人は若死にしました。悲しいふりは出来ないと思います。これが名演奏家との違いかも知れません。

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